三田法曹会のなりたち
“ OUR HISTORY “
90年の歴史が育んだネットワーク
三田法曹会は、1932年(昭和7年)の設立から90年以上にわたり、慶應義塾にゆかりを持つ法曹界の人々の交流と親睦を支えてきました。長い歴史の中で育まれてきた世代や職域を越えたつながりを大切にしながら、会員相互の研鑽と後進の支援に取り組んでいます。
“ OUR HISTORY “
設立の背景・発足時の想い
三田法曹会は、昭和7年(1932年)に設立されました。2032年には創立100周年を迎える、非常に歴史と伝統のある組織です。
その起源は、昭和3年(1928年)にまで遡ります。当時、慶應義塾の神戸寅次郎教授が、法学教育における臨床的研究の必要性を感じ、塾法学会に「法律鑑定部」を創設しました。これは一般の人の法律問題の鑑定に応じ、そこに学生を関与させて実務指導を行うという画期的な試みでした。
その後、法学部法律学科でも法律事務所を持って実際の事件を臨床的に扱うことができないかと考え、法律鑑定部出身の法曹資格を持った十数名がそのまま会員となって手伝う形で、昭和7年(1932年)に三田法曹会が誕生しました。
慶應義塾の「半学半教」(先輩が後輩を教える)の精神は三田法曹会にも脈々と受け継がれ、長年にわたり先輩法曹が司法試験受験生を熱心に指導する伝統が築かれました。法学部の正規カリキュラムである法曹実務家による民法演習(現在の法務演習)、法職課程としての司法研究室(現在の法学研究所)における各カリキュラムの担当など慶應義塾大学における法学教育に大きく寄与しています。
“ OUR HISTORY “
三田法曹会の歩み
- 昭和3年(1928年)
- 慶應義塾の神戸寅次郎教授が、塾法学会に「法律鑑定部」を創設。
- 昭和7年(1932年)
- 法律鑑定部出身の法曹資格を持った十数名が会員となり三田法曹会を設立。
- 平成12年(2000年)
- 慶應義塾大学の意向により、リーガルアドバイザー委員会が設置され、三田法曹会から約10名の弁護士を推薦。
- 平成16年(2004年)
- 慶應義塾大学の法科大学院開設以降、実務家専任教員や非常勤講師を推薦・派遣し、新しい時代に即した法曹養成に尽力。
- 令和5年(2023年)
- 慶應義塾大学に法務部が設置され、三田法曹会から常勤・非常勤のインハウス弁護士を推薦・派遣。
- 令和6年(2024年)
- 澤田和也先生が会長に就任し、さらなる会の発展に向けて新たな体制で活動。